Couleurs de Paris ─ 今日もパリ色のブーケと 自然の景色を両手の中に。ブーケで綴るラムール・アン・カージュの日記。

「花とリネンが出会うとき─vol.3」2日目─その2

今日は昨日の記事の続きです^^

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ギャラリー内にゆったりと配置した花の花瓶には
ひとつひとつに言葉が記されています。
それは花の品種名でも
花言葉でもありません。
このワークショップに実際にご参加くださった方の
表現をお借りするならば
「情景言葉」とでもいうもの。
(Mさん、命名ありがとうございます!)


それは自然の風景を連想するものであったり
その景色を見た時に感じるかもしれない感情であったり
子どもの頃の記憶であったり
花が伝えてくる心の声だったり
読む方によって
解釈が様々に変わる言葉ばかり。

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↑今回登場した情景言葉を一つだけ特別公開。
今後のワークショップにご参加される方のために
情景言葉の全体像は伏せさせていただきます。


言葉と花を見ているうちに
その花の"向こう側"にある情景や世界を感じ取ったり
花からのメッセージを受け止めたり
或は
ご自身の心と向き合えるように
 知らず知らず
花と自分の関係が
とてもパーソナルなものになっていくことを
実感していただけるようになっています。


私たちは花を見ると、思わず口癖のように
「この花の名前は何ですか?」
と聞きたくなることはとても多いですよね。

それはもちろん、
お花屋さんやお花をくださった方との
スムーズな会話のための
潤滑油的な表現だと思います。

では、品種名を教えてもらえると
その結果どうなるでしょう?
果たして目の前にある花と自分の距離は縮まるでしょうか?
その花に、より強い関心を抱くようになるでしょうか?
そもそも、
その名前を家に帰るまで覚えていらっしゃるのでしょうか?

私はむしろ、花の名前をお伝えした時に
お客様の花への扉が閉ざされる瞬間をたくさん経験してきました。

花の名前というのは
「知りたい!」という
抗い難い強い魅力を持つと同時に、
花そのものへの興味を瞬時に削ぎ落す
強烈な魔力も持っているように思います。
名前を知ると、もうそれだけで心が満たされてしまうからです。

今回のワークショップでは
まずその「名前」が持つ力を取り払い
花そのものに目を向けて
もっとその花を見たくなるように
手に取りたくなるように
そして
誰もが無意識のうちに
花とパーソナルな関係を築けるようにすることが
目的のひとつでした。
それを可能にする手段のひとつとして
私がご用意したのが「情景言葉」なのです。

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次回の記事では
実際にスケッチブーケ・ワークショップの様子、
御参加くださった方々の作品
ご感想などをご紹介したいと思います^^



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by laec_fleuriste | 2017-03-03 21:52 | イベント・展示会 | Comments(0)