2016年 07月 11日
シンプル≠ミニマム?
今日も先月のポルコ・レッスンレポです。
月1回、名古屋から通ってくださっているレッスン生Mさん(レッスン中の呼び方で記載させていただいてます♪)が束ねてくださったマリーゴールド"バニラ"のブーケ。
もしもマリーゴールドを"束ねやすい花"・"束ねにくい花"のどちらかに分類するとしたら
おそらくこの花は"束ねやすい花"チームに振り分けられると思います。
でも、このシンプルな花をブーケの中で美しく見せるにはかなりのセンスが求められます。
そういう意味では決してラクな花ではありません。
基礎レッスン中のMさんも、ひとつひとつの花の見せ方を考えながら、とても丁寧かつ繊細に束ねてくださいました。
ちょこっと話が逸れますが、
今日はシンプルとミニマムについて少し。
花に関しては長い間、
私の中ではこのシンプルとミニマムという言葉は、かなりの割合で"イコール"でした。
花材の種類を削ぎ落して束ねるブーケ・ミニマムが好みであることもあり、
引き算の中でこそ、シンプルとかミニマムの美は生まれるものと思っていたのです。
でもここ最近、その意識がだいぶ変わりつつあります。
今年はなぜだかメランジュ(ミックスすること)に自分のアンテナが向いているようです。
今まで気にもしていなかった花材にも、魅かれるようになりました。
何だか今年出会う花達が、私に新しい世界を見せてくれているような気がして、今とてもワクワクしています。
この変化がたとえ一過性のものだとしても、それも花との一期一会が導いてくれるもの。
思う存分楽しみたいです!
レッスン後、この日のレッスンのポイントを絵に描きながら復習しているMさん。
ポルコ・レッスン生のひたむきで熱い姿勢が、いつも私の一番のエネルギー。
Mさん、そしてレッスン生の皆さま。
いつもいつもありがとうございます^^
この暑い夏も更に熱く(笑)、花と過ごしましょうね!
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☆フラワーレッスン@PORCO ROSSOについて
by laec_fleuriste
| 2016-07-11 21:17
| PORCO LESSON